心の底からのわくわく体験、そして感動を。
●やっぱり理科が好き!
理科屋に来てくれている子どもたちは本当に楽しそうで、目を輝かせています。それは、自分の意思で通っているから。家庭学習を一生懸命にやってきているから。生半可な意気込みではない、瞳の奥にある情熱の炎を感じ取れます。それこそが本当のわくわくなんだろうな、本当の学びなんだろうなと思います。なぜ理科屋に通うのかという問いに理由はいらないでしょう。好きな物事に理由がないのと同じです。体が、心が欲しているのです。好きだから好きなんだと。学びたいから学ぶんだと。中学受験する子もしない子も混ざり合った、私も含め純粋に理科に魅せられた仲間たち全員で、1つの学びを行っています。
●目指すは意欲的な大人
最も吸収力が高く、知的好奇心の旺盛な小学中学年~高学年の時期での学びや出会いは、その子自身の根幹になるものを形成していきます。私が伝えられるのは微々たるものですが、その一部になってくれればと願うのです。中学受験や高校受験に役立つから通ってみようかというのは早計です。確かに理科屋の学習はそれらに役立ちますが、目的・目標とはしていませんし、すぐに結果に表れるものでもありません。理科が得意になってくれればそれに越したことはないのですが、この子たちが、中高生、大学生、大人になったときに、自分に自信を持って意欲的に、アグレッシブに生きていってほしいなと願います。そして、身近な事象や社会問題に対して科学的な目で見られるように、また、その子が親になったときに自分の子と自然現象を楽しめるように、そのような姿を想像し、目指しています。
●理科実験は楽しい
「理科実験」ってふしぎなものだなと思います。どんな子でも、勉強が嫌いな子でさえも、「理科実験」は好きであり、楽しいと言います。それに、多くの親御さんが、帰ってきた子どもに「楽しかった?」と聞きます。これほどまでに第一声に「楽しかった?」と声をかける習い事は他にないのではないでしょうか。それが実験教室の利点だと思います。誰もが「楽しい」からスタートできます。つまり前向きに物事を受け入れる態勢が整った状態で学びを始めることができます。少し難しい内容でも実際に見て触って、手を動かして感じる体験は楽しいです。楽しく学んでいくにつれ、もっと知りたい、もっと学びたいと変化していきます。
●頭の中に汗をかく
理科屋の授業の難易度は少し高めに設定しています。宿題もあります。毎回のテストもあります。頑張った人にしか見えない景色があります。自分で決めて頑張ることは決してつらいことではありません。努力した先の景色を一緒に見にいきましょう。
●子どもと向き合う そして見守る 変化を待つ
基本的に生徒とはひとりの人として向き合います。家庭学習の管理、プリントの整理などすべて子ども自身が行います。小学中学年から高学年というのは、心身ともに大きく変化していく時期です。そこに変化のきっかけを与え、見守っていきます。与えるのはきっかけだけ。子どもたち自身が自らの手で変わっていくのです。保護者の方は応援者に回り、できるようになったことを一つ一つ褒めていっていただきたいです。
●知らなければ決められない
はじめは、「実験って楽しそうだから通ってみようかな」という軽い気持ちでよいのです。授業を体験して、通いたいと思ってくれた子、がんばると決意してくれた子には、全力で応援します。もちろん、少し大変だな、通うのは無理だなと思ってくれてもOK。何がきっかけで心に火がつくかはわかりません。一方、はじめから「通いなさい」というのもおすすめしません。理科屋に通うことで理科を嫌いになってしまうことさえもあります。一度体験し、宿題をこなしていけるかも含めて学んでいけるかをよく考えて入塾を決めてみてください。
●さあ、走り出そう!
本屋さんで、自分の目指す関連分野の書棚の前に立つと、自分の未来に無性にわくわくして走り出したくなるような衝動に駆られます。あのような経験を、子どもたちにはぜひ感じてほしいなと思います。本当になんにでもなれる。やりたいことはやれる。そんな10代が、いよいよ始まります。明るい未来に向かって走り出してほしいです。